ハリケーン災害

ハリケーンハービーのやって来る3日ほど前に前回のブログを書いて皆さんに洪水に備えての準備についてお伝えしました。ブログを書いた時は軽い気持ちで、停電になったらお水、懐中電灯、食品があれば大丈夫、なんて思っていました。金曜日からハリケーン上陸可能性と聞いていましたが、土曜日になっても私の地域はハリケーン並みの雨が降らなかったので、また大騒ぎだけで終わるのかと思いました。そう思いながら土曜日の夜も寝たところ、8月27日(日)の早朝主人に起こされてびっくり。家の前の道が川になっていました。深さはなかったのでボートも引っ張られていきました。私の道は洪水の被害にあった家はありませんでしたが、ここから何本か南のBraes Bayou沿いはかわいそうなものでした。私の友達の住む通りではその道20件中、16件洪水が家まで入ってきたということでした。

ハリケーンから3週間経った今も、ヒューストンの住宅街を走ってみるとこのような光景の道が沢山あります。洪水の被害を受けたお家はまだこのような状態になっています。洪水のあった次の日には私の通りからは水は引きましたがハイウェイはこんな感じでどこにも行けない状態がしばらく続きましたね。
洪水の片づけをしている何人かのお友達には私に出来ることは食事を届けることくらいだったので、いくつもこのような食事を作り続けて何家族かに届けました。

私の友達の中には3家族がしばらく避難してきている、とか洪水の被害を受けた家の床を取り除くお手伝いをしているなどという話も珍しくはありませんでした。こんな時にこそ人間性がわかるものだ、とつくづく思い、私はまだまだ未熟だと感じたものです。皆さんの間にも避難されている方が何人かいると思います。少しの差し入れでもとても喜んでもらえるものです。是非おかず1品でも作ってあげてくださいね。

被害にあった皆様、これからもまだまだ大変だと思います。くじけず頑張って下さい。私の料理で良かったら届けます。連絡下さい。応援しています。Houston Strong!